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家族葬に妻(嫁)の親は呼ぶべき?迷った時の考え方と訃報の伝え方

家族葬に妻(嫁)の親は呼ぶべき?迷った時の考え方と訃報の伝え方 葬儀

家族葬に妻(嫁)の親を呼ぶかどうかは、故人との続柄や生前の関係性、親族間の慣習などを踏まえて判断するのが基本です。ただし、明確なルールがあるわけではなく、家庭の事情によって最適な答えは異なります。

「呼ぶべきか、断っても失礼にならないか」と迷っているのは、あなただけではありません。家族葬という形式が広まってきた一方で、参列範囲の判断に悩む方は多く、特に妻の親への対応は難しいと感じやすいテーマです。

本記事では、家族葬に妻の親を呼ぶかどうかを判断する基準と、迷ったときの考え方を紹介します。参列をお断りする場合の訃報の伝え方や、葬儀後の弔問対応についても解説しているため、対応に迷っている方はぜひ参考にしてください。

家族葬に妻(嫁)の親を呼ぶか決める基準

家族葬は、家族や近しい人だけで静かに見送ることを目的とした葬儀形式です。参列者の範囲に明確なルールはなく、喪主や遺族が自由に決められる点が特徴です。そのため「妻(嫁)の親を呼ぶべきか」という判断も、最終的には遺族の意向によります。

ただし、判断の拠り所となる基準はいくつかあります。なかでも「故人との続柄」と「故人と妻の親との関係性」は、参列範囲を決める際にまず確認しておきたい基準です。

故人との続柄で決める

一般的に、家族葬の参列範囲は「故人の配偶者・子・孫・兄弟姉妹」といった近親者が中心です。妻(嫁)の親はその範囲よりも一歩外側に位置するため、「呼ばなくても失礼にはあたらない」と考えるケースが多いでしょう。

故人が自分の兄弟姉妹で妻の親との関係性も薄かった場合は、続柄から考えて呼ばなくても問題ないでしょう。しかし、故人が自分の子どもの場合、妻の親から見れば孫になるため、続柄で考えれば呼ぶべきといえます。

ただし、続柄だけで一律に判断するのは難しい面もあります。家族の構成や関係性は家庭によってさまざまなため、続柄はあくまで判断の出発点として捉えることが大切です。

故人と妻(嫁)の親の関係性で決める

続柄よりも重要なのが、故人と妻(嫁)の親がどのような関係を築いてきたかどうかです。たとえば、長年にわたって交流が深く、故人が妻の親を家族同然に親しんでいた場合は、参列をお願いする方が自然です。

一方で、冠婚葬祭の場でしか顔を合わせない程度の関係であれば、家族葬への参列をお断りしても問題ないと考えられます。「故人がどれほど妻の親と親しくしていたか」を基準にすることで、後悔の少ない判断ができるでしょう。

家族葬に妻(嫁)の親を呼ぶか迷ったときに考えること

故人との続柄や関係性を確認しても、「それでもやはり迷う」という場合は少なくありません。そのような時は、次の5つの観点から改めて状況を整理してみましょう。

妻(嫁)の気持ちはどうなのか

妻(嫁)の親を呼ぶかどうかは、妻本人の気持ちを最優先に確認することが大切です。「自分の親にも参列してほしい」と思っているのか、「家族だけで静かに見送りたいから呼ばなくていい」と感じているのかによって、方向性は大きく変わります。

葬儀という場は、残された家族が故人を悼む大切な時間です。妻が後悔や遠慮を抱えたまま葬儀を終えることのないよう、丁寧に気持ちを聞いておくことが欠かせません。

故人は来てほしいと思っていたのか

生前に故人が「妻(嫁)の親にも最期を見届けてほしい」という意思を示していた場合は、その意向を尊重することが故人への敬意につながります。反対に、「身内だけで静かに送ってほしい」という希望があったなら、妻の親への参列をお断りすることも一つの選択です。

生前の意思が明確でない場合は、故人と妻の親との関係性や、故人の人柄から推し量るしかありません。「あの人ならどうしてほしかっただろうか」と考えることも、判断の助けになります。

妻(嫁)の親に気を遣わせてしまわないか

家族葬は少人数で行う葬儀であるため、参列者が限られた空間で長時間を過ごすことになります。妻(嫁)の親にとって、故人の家族との間に面識が少なかったり、関係が浅かったりする場合、葬儀の場で居心地の悪さを感じさせてしまうかもしれません。

「来てもらうことが、かえって妻の親に負担をかけてしまわないか」という視点も、判断材料の一つとして持っておくことが大切です。呼ぶ側の都合だけでなく、呼ばれる側の立場も考慮することで、より思いやりのある判断ができます。

親族の慣習はどうか

地域や家によっては、「妻(嫁)の親は葬儀に呼ぶもの」という慣習が根付いているケースがあります。反対に「家族葬は血縁者のみで行う」という考え方が強い家もあり、親族間の慣習は家庭によってさまざまです。

故人の親族や年長者の意見を確認しておくと、後からトラブルになるリスクを減らせます。特に親族間で考え方にばらつきがある場合は、葬儀前に主な関係者と認識をすり合わせておくことが大切です。

体力的・経済的負担はどうか

妻(嫁)の親が遠方に住んでいる場合、葬儀への参列は交通費や移動時間など、体力的・経済的な負担を伴います。高齢の場合はさらに負担が大きくなるでしょう。

「参列してほしい気持ちはあるが、遠方から来てもらうのは申し訳ない」と感じるなら、参列をお断りするのも選択肢の一つです。相手の状況を思いやった判断が、長期的な関係を良好に保つことにもつながります。

妻(嫁)の親を呼ばない場合でも、訃報は葬儀前に伝えるのがベター

家族葬に妻(嫁)の親を呼ばないと決めた場合でも、訃報は葬儀が終わった後ではなく、葬儀前に伝えることをおすすめします。葬儀後に訃報を知った妻の親が「なぜ教えてもらえなかったのか」と感じてしまうと、その後の関係にしこりが残ってしまうことがあるためです。

訃報を事前に伝える際は、「家族葬のため参列はご遠慮いただいている」という旨を合わせて伝えることが大切です。

葬儀後に訃報を伝える方法もありますが、その場合は「事後報告になってしまった」という印象を与えやすく、妻と妻の親との関係にも影響が及ぶ可能性があります。

妻の親への訃報は、妻を通じて伝えるか、喪主から直接連絡するかを事前に決めておくとスムーズです。誰がどのタイミングで連絡するかを葬儀前に確認しておくことで、連絡漏れや伝達のズレを防げます。

妻(嫁)の親の参列を断る場合の訃報の伝え方

妻(嫁)の親に参列をお断りしつつ訃報を伝える方法は、主に「電話」「メール」「はがき」の3つです。それぞれに適したケースが異なるため、相手との関係性や状況に合わせて選ぶことが大切です。

電話

電話は、最も丁寧で誠意が伝わりやすい連絡手段です。妻(嫁)の親と日頃から交流があり、関係が比較的近い場合や、葬儀まで日数が少なく急いで訃報を伝える必要がある場合に適しています。

なお、電話をかける時間帯は早朝・深夜を避け、日中の落ち着いた時間を選ぶのが基本です。

「もしもし、○○(妻の名前)の夫の△△です。突然のご連絡で恐れ入ります。このたび、私の父(母)が○月○日に永眠いたしました。葬儀は家族のみで執り行う家族葬とさせていただくため、誠に勝手ながら参列はご遠慮いただいております。落ち着きましたら、改めてご挨拶に伺えればと思っております。突然のご連絡となってしまい、申し訳ございません。」

メール

メールは、電話がつながらない場合や、文章で丁寧に状況を説明したい場合に適した手段です。記録として残るため、葬儀の日程や家族葬である旨など、伝えるべき情報を漏れなく届けられる利点もあります。

ただし、メールは電話に比べて温度感が伝わりにくい面があります。文面は簡潔にまとめつつも、言葉遣いには十分に気を配ることが大切です。

件名:[父/母]永眠のご連絡

○○様

突然のご連絡となり 誠に恐れ入ります

このたび 私の父(母)△△が○月○日に永眠いたしました

葬儀につきましては 故人の遺志により家族のみで執り行う家族葬とさせていただくため 誠に勝手ながら参列はご遠慮いただいております

何かとご心配をおかけするかと存じますが 落ち着きましたら改めてご挨拶に伺わせていただく予定です

略儀ながらメールにてご連絡申し上げます

○○(送り主の名前)

はがき

はがきは、葬儀がすでに終わった後に訃報を伝える場合に適した手段です。書面で送ることで改まった印象を与えられるため、礼儀を重んじる間柄の場合に向いています。

父 ○○儀

去る令和〇年〇月〇日に〇〇歳にて永眠いたしました

葬儀は故人の遺志により 家族のみにて執り行いました

本来であれば早速ご連絡申し上げるべきところ 諸事取り紛れご通知が遅れましたことを深くお詫び申し上げます

略儀ながら書中をもってご通知申し上げます

令和○年○月 ○○(送り主の名前)

家族葬に妻(嫁)の親を呼ばない場合でも、後日弔問は受け入れよう

家族葬への参列をお断りした場合でも、葬儀後に妻(嫁)の親から「弔問に伺いたい」という申し出があった際は、受け入れることをおすすめします。参列をお断りされた側にとって、弔問は故人への気持ちを直接伝えられる数少ない機会です。その機会まで断ってしまうと、妻の親に「拒絶された」という印象を与えてしまいかねません。

弔問を受け入れる際は、遺族側の体調や準備が整ったタイミングで日程を調整することが大切です。葬儀直後は心身ともに疲弊していることが多いため、「落ち着いてからお越しください」と伝えて、無理のない日程を設定するとよいでしょう。

弔問当日は、自宅に設けた祭壇や仏壇の前でお参りいただく形が一般的です。長時間にわたる対応が難しい場合は、事前に「短い時間で失礼します」と妻の親に伝えておくと、お互いに無理がありません。

家族葬に妻(嫁)の親を呼ぶか迷ったら、まずは葬儀社に相談を

「家族葬に妻(嫁)の親を呼ぶべきか」の判断は、家族構成や故人との関係性、親族間の慣習など、さまざまな要素が絡み合うため、正解が一つとは限りません。迷うときは夫婦で抱え込まず、葬儀社に相談することをおすすめします。葬儀のプロは参列範囲に関する相談を数多く受けており、家族の状況に合わせた具体的なアドバイスをもらえるでしょう。

あんしん祭典でも、参列範囲の決め方や訃報の伝え方など、葬儀に関わるさまざまなご相談を、24時間365日体制でお受けしています。

「まだ具体的に決まっていないことが多い」という段階でも、ご相談いただくことは可能です。事前に相談しておくことで、いざという時に慌てず、ご家族が納得のいく形でお見送りの準備を進められます。葬儀の形や参列者についてお悩みの方は、どうぞお気軽にあんしん祭典へご相談ください。

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